ウィルスによって隠しファイル化したデータ復元方法

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隠しファイル化復元 Unhide

Unhideの使い方

Recoveryウィルスによって隠しファイル化された状態を正常に戻す方法です。

Unhideダウンロード↓

Unhideをダウンロードする

  1. ダブルクリックで起動すると、BIOSのような画面が出ます。
  2. しばらく放置します。
  3. 作業が進むと、少しずつドットが増えていきます。

他サイトでは2~3分ほどで終了したと記述されていたりもしますが、自身のPCでは全て終わるのに30分を要したので、ウィルスにどれだけ隠しファイル扱いにされたか、またパソコンのスペックにもよるのかもしれません。

なぜウィルスに感染したのか

なぜ自分のパソコンがウィルスに感染したのか、その原因を知らなければまた同じ被害に遭うことは明らかです。

話しはちょっと前に遡りますが、2011年3月頃にも「Windows Repair」というウイルス駆除ソフトを装った詐欺プログラムがありました。(これも先のウィルス同様に、不正プログラムを修復できると謳った有償ソフトをクレジットカードで購入するように促し、クレジットカード情報を搾取するというものでした。)

幸いにもこれはあまり猛威をふるうことなく、世界的にもあまり感染することはなかったようです。しかし残念なことに今、日本で違う Recovery系ウィルスに感染が多くなっているという結果になったのは、多くのパソコンにインストールされているAdobe系アプリケーションの脆弱性を狙ったマルウェアだったからのようなのです。

別に怪しいサイトやアダルトサイトを見ていたわけでもないのに・・・っていう方は結構いるかと思います。実はそこがネライで、感染したのは、ドライブバイ・ダウンロード攻撃を回避する対策をしていなかったことが主な原因と言われています。

ウィルス攻撃を回避する方法

セキュリティソフトをインストールすることはもちろんのこと、ブラウザやアプリも最新版にすることです。

Webブラウザやソフトが古いとセキュリティの欠陥(脆弱性、セキュリティホール)が発見されます。その脆弱性を突き、スパイウェアやマルウェアが浸入してくるというのが主なパターンになっています。

下記のソフトは浸入経路になりうる代表的なものですので、常に最新版になるよう保つことが肝心です。 ※ソフト名をクリックすると、Updateサイトにジャンプします。

(このリンクは2012年現在のアドレスです。更新により変更になることもあります。)

1.Java

2.Adobe Flash Player

3.Adobe Reader

4.Windows Update

ドライブバイ・ダウンロード攻撃とは

Webブラウザを通じて、ユーザーが気付かないうちにマルウェア(悪意のあるソフトウェア)をダウンロードさせること

セキュリティーソフトで常時監視

Recovery系ウィルスはこれまでの作業によって駆除できていると思いますが、このFile Recovery系ウィルスに感染したパソコンの場合は、他ウィルスも感染しやすい(浸入しやすい)状態になっていると言えます。

多くの場合、トロイ系ウィルス(Trojan horse)にも感染しているはずなので、パソコンにインストールされているアンチウィルス系セキュリティソフトですぐに検疫~隔離(駆除)という方法を行う必要があります。もちろんセキュリティソフトを入れていないというのは、玄関を開けっ放しにしておくようなもの。

ここまで読んだ方は、ウィルスの危険性と自己防衛の必要性がわかっている方だと思うので大丈夫でしょうけど、もしインストールしていないのなら、こんなにも時間がかかって苦労したことを忘れないうちに、アンチウィルス系セキュリティソフトで大事なパソコン(情報)を保護しておきましょう。


セキュリティソフトおすすめ

ESET パーソナル セキュリティ

このほか安価のセキュリティソフトとして「ESET パーソナル セキュリティ」があります。これは日本の大企業キャノンITソリューションズの取り扱い商品なので安心2倍。

ESET社は、まだコンピュータが今ほど一般的ではなかった1980年代からウイルス対策ソフトの研究開発に取り組み、1992年に会社を創設しました。

この製品の特徴は、インターネットライフの妨げにほとんどならないと言ってもいいくらい動作が軽いところ、また安価で安心が買えるところです。

カスペルスキー

カスペルスキー2017。このソフトのすごいのは、自分ひとりなら何台でも、どんなデバイスでもインストールOK(スマートフォン、タブレットetc)。

動作の重いあの2大ブランドよりも動きは軽快で、さらに世界3億人が愛用する高度なセキュリティを実現します。(ただしこちらは3年後から年度更新料が必要です。)

これからはクレジットカード情報や個人情報を扱う情報社会が一般的になってきます。いつでも誰かとつながっているインターネットだからこそ、自己防衛は徹底して行いたいところです。

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