画像の遅延読み込みでPageSpeed Insightsのスコア改善を図ろう!
PagespeedInsightのスコア改善を図るには、まず読込に時間のかかる画像の最適化と表示されない画像の遅延読み込みが必要です。このページでは、表示速度の高速化へ向けた画像の最適化のやり方について説明していきます。簡単に出来るのでぜひ参考にしてみてください。
画像の最適化がお済みの方は、「画像遅延読み込みでメジャーなライブラリを実装」をご覧ください。
日本や先進国では急ピッチでインフラが整備され、回線速度も今やギガレベルが一般化されてきています。回線の高速化で、ひと昔言われていた読込3秒をほとんどのサイトがクリアしているのではないでしょうか。それなのに今さらなぜ?と思うかもしれません。そこで読込速度を上げる理由について触れてみたいと思います。
※それまではPCデスクトップ向けページの評価を対象にしていましたが、モバイル検索での比率が高まったことを受け、モバイル向けのページ評価に基づいて検索順位が決まるようになりました。
この仕様をモバイルファーストインデックス(MFI)といい、Google検索で2018年より実施されています。
読込速度の高速化を図るにあたり、簡単なところで画像の最適化があります。画像の最適化とは、正しいサイズ、適切な形式(GIF、PNG、JPG)で作成し、見た目では問題ない品質でファイル容量を圧縮することです。具体的には下記のような事項が該当します。
ページ上の画像を最適化して、視覚的な品質に大幅な影響を与えずにファイルサイズを削減できることをPageSpeed Insightsが検出した場合にトリガーされます。
画像によって圧縮率が変わるので、両サイトで試すのをオススメします。
いかがでしたでしょうか?こんなに簡単にできる画像最適化。少しでも読み込みが速くなるのなら、やったほうがいいに決まってますし、PagespeedInsightのスコアも少しですが改善します。
次のページでは、大幅なスコア改善が見込める「サイト画面表示時に不要な画像を遅延読み込みする」について解説します。