FileRecovery系スパイウェアアラート広告を削除する方法
ブラウザから検索したホームページを開くと、WindowsPartnerを装ったスパイウェアアラート広告や「PCのパフォーマンス低下しています」という画像が出たりするウィルス。Microsoftが提供している「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では検出されない。
→参考:マイクロソフト 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(リンク)
File Recovery(Data Recovery)系ウィルスとは、スパイウェアアラート系とも言われるWindows
Repair系ウィルス(2011年3月頃、ウィルス駆除を装った詐欺プログラム)の亜種で、英語表示が出たあと画面が黒になりメッセージ「 Write Fault
Error」が大量に出現し、S.M.A.R.T HDDというソフトが起動する。
ここではこの種のウィルスに感染したPCを復元する方法(ウィルス削除方法)を実体験を基に説明していきます。
上記のような症状のほかに、スタートメニュー消失(windowsマーク)や他ファイルの隠しファイル化(マイドキュメントもプログラムファイルも見れなくなります。)、そしてタスクマネージャーの呼び出し不可(S.M.A.RT
Repair制御不能)になり、一定間隔で先ほどのメッセージ「 Write Fault Error」が大量発生します。
最悪なことに感染後はセキュリティソフトの検疫にも引っかからず、アプリケーションの強制終了を試みるも、タスクマネージャーを起動させることはできないという最悪の事態に陥っているのがわかります。
1.電源を一旦落とす。
2.電源を再投入。
※F8を連打しセーフモードで起動
3.「セーフモードとネットワーク」を選択。
※ワイヤレスLANの認証を接続ユーティリティソフトを介してさせている場合、ソフトを立ち上げることができず使用できない可能性がありますので、有線LANで対応します。
このソフトは一時フォルダをいくつもまとめて空にすることができる無償ツールです。ウィルスを削除しても、一時フォルダ(キャッシュなど)を削除しておかないとブラウザに広告が出てしまいます。
セーフモードで起動し、インターネットに接続できる状態で下のソフトをダウンロードします。おすすめはATF-Cleanerだったのですが、Windows7以降は対応していないのでCCleanerを使用します。
リンク先のダウンロード画像クリック(緑色)よりダウンロード↓
http://www.atribune.org/public-beta/ATF-Cleaner.exe
起動後、「Select Files To Delete」の中からSelect All にチェックを入れ、Empty Selectedをクリックし削除を実行。Exitをクリックし終了する。ちなみに「Donate」は寄付ボタンです。