チャットgptの使い倒せ!
ChatGPTを使いまくっていたら、画面中央にこんなメッセージが出てしまいました。
保存メモリがいっぱいです。
ChatGPTの保存メモリには、「UI上の履歴保存の上限」と「処理可能なトークン数(AIの理解できる文量)」という2種類の制限があります。この記事では特に、「保存メモリがいっぱい」というエラーに対処する方法にフォーカスし、保存容量を減らすための具体的な手順を解説します。
スレッドまたぎで会話が成立してたのはそのせいですか
このような事態に対応する方法や、保存メモリをどのように減らすかを順を追って解説します。
「保存メモリがいっぱいです」とは、ChatGPTのアカウント内に保存されたチャット履歴が多くなりすぎたことで表示される、UI上のストレージ制限の警告です。
このメッセージが出た場合は、過去のチャット履歴を減らし保存容量を空ける必要があります。履歴を削除することで、新しいチャットをスムーズに保存できるようになります。
より多くの履歴を残したい場合は、メモリを追加する(=有料プランへアップグレードする)ことで、保存上限を拡張することも可能です。
状況 | 限界の目安 | 種類 |
---|---|---|
チャット履歴が多すぎる | 数百件以上?(非公開) | UI上の保存制限(件数/ストレージ容量) |
長文チャットでメモリがいっぱいと言われた | 数千~数万トークン | トークン上限(処理できる文量) |
外部アプリで「ChatGPT API」を使っている | 入出力あわせて最大トークン制限あり | API制限によるエラー |
この「保存メモリ」は、ブラウザのキャッシュやCookie、PCやスマートフォンのストレージ容量とは関係ありません。あくまで、ChatGPTアカウントに保存されたチャットの件数やデータ量が上限に達している状態を指します。
2025年4月のアップデートにより、ChatGPTのメモリ機能が強化されました。この新しいメモリ機能では、ユーザーのコードの癖や言い回し、話題の傾向などをより長期的に記憶し、複数の会話にわたって引き継ぐことが可能になりました。
これにより、やり取りがより自然に、生成されるコードは一貫性が高く、ユーザーの意図に沿いやすいものになりました。特に、複数回にわたって同じテーマを話すユーザーにとっては、大きなメリットとなります。
ただ、このアップデートによりChatGPTが記憶する情報が増えた分、保存メモリが以前よりも蓄積しやすくなり、「保存メモリがいっぱいです」と表示される頻度が上がる可能性もあります。定期的に不要なチャットを削除する必要が出そうです。
今のところ無料ユーザーは頻繁に削除が必要です
チャット履歴を確認しながら、不要なチャットを削除し、メモリを確保していく2通りの方法です。
左サイドバーからだと、一つ削除するのに2手間必要になるので、パーソナライズから削除した方がラクです。
チャット履歴を全て削除する方法です。過去のチャット履歴は全て不要、もしくはすぐ使いたい場合です。
現在の無料プランでは保存メモリの容量に限りがあり、履歴の上限に達するとそれ以上のチャットが保存されなくなる仕様になっています。
つまり、大事なチャットを消したくない場合でも、保存メモリがいっぱいの状態では新しい会話が記録されず、結果的に失われてしまうことになります。
そんなときは、有料プランにアップグレードすることで、保存できる履歴数や容量を増やすことが可能です。
いかがでしたでしょうか?
ChatGPTには、特定のチャットを「アーカイブ」のように長期保存する公式機能は今のところありません。保存メモリの上限に達すると、新しいチャットが記録されなくなるため、大切な履歴はPDFとして保存したり、クラウドメモなどに退避させるのがオススメです。
アーカイブ機能は保存メモリとは別の概念ですが、履歴を残したいという点では密接に関係しているため、メモリの上限に注意しながら定期的な保存を行いましょう。
なんでもAIから学ぶ時代