Edge Copilotがすごい
『Edge Copilot(エッジ コパイロット)』は、これまでのBing 検索技術とOpenAIのGPT-4をベースにした独自のモデルを組み合わせることによって、チャット形式でより完全な回答の生成、さらにコンテンツ作成や要約などの機能を提供することができるBing AIをEdgeブラウザに統合した注目のAIアシスタントです。
※Bing chatはMicrosoft Copilotに名称を変更しました(2023.11)
※このページでは、伝わりやすいようにところどころ旧名称を残しています。
さらにEdgeサイドバーはカスタマイズできます。
AI副操縦士として活躍!コパイロットとランデブー
それでは注目のEdge CopilotでできるBing AIとチャットツールの使い方を解説します。
Microsoft Edgeをインストールされていない場合やEdgeサイドバーが表示されていない方は、こちらをご覧ください。
Edge Copilotは下記手順で利用を開始することができます。
アカウントにログインは必須ではなくなりました。
下記手順でEdgeのバージョンを確認することができます。バージョンが古い場合は、自動的に更新が始まります。
Microsoft EdgeでCopilot(旧:Bingチャット)を始めるのはとても簡単です。Edge画面右上に出現したアイコンにカーソルをあてるかクリックするだけです。
※今まで「b」ロゴで表示されていたbing chatの入り口ですが、リネームを機にcopilotロゴに変更になリました。またウェブサイトを開いた状態でbingチャットするとページの要約をしてしまうのも、ページの要約のコマンド新設により回避できるようになりました。(2023.10)
※Edgeサイドバーが表示されない場合は、Microsoft Edgeのアカウント名の右にある「3点リーダー(設定など)」をクリックし、「設定」 → 「サイドバーを常に表示」のトグルを ON にしてください。
デスクトップからCopilotを起動!インストールする条件と手順を解説
アップデートしたのにアイコンが表示されない、出てない、ショートカットでTeamsが起動する場合はご覧ください。
Edge Copilotの画面です。『チャット』、『作成』、『分析情報』を上のコマンドバーから選びます。
チャットGPTと違って、Bingチャットは質問時のトーンを選ぶことができます。Bingチャットでいうトーンとは、私たちが普段使う『ニュアンス』が近いかと思います。
3つのトーンから選びます。
トーンを選択したら、「何でも聞いてください…」の欄に質問したいことや知りたいことを入力すると、AIが回答します。
CopilotもChatGPT同様に、自然言語処理技術を使用しているので、チャットの前後関係を理解しながら会話が可能です。また日本語に対応しています。
スクリーンショットからAIに質問することができます。
例えば、ファッション系の画像だと、「これはどこのブランド?型番や価格は?」といった情報をスクショ画像から回答することができます。
また、食べ物の画像では、「この食べ物はなんていう料理?レシピを教えて」といった質問も可能です。
スクショ画像を瞬時に分析し、サイト情報から回答を生成している?
1トピックでのターン数は、最大30回です。(ログイン時)
同じくこの欄に、描いてほしい絵のイメージをテキストで入力すると、Copilotは画像を生成することができます。一度に最大で4種の絵が生成されます。
上のコマンドバーで『作成』を選ぶとこの画面が表示されます。
上記手順で下欄に回答が生成されます。
ChatGPTもそうですが、執筆分野への記入は要望や指示を明確に書いた方が伝わりやすいです。AIチャットって使えない!と思う場合は、AIへの指示力(プロンプトレベル)を上げるのも課題だったりします。
訪問しているサイトおよびページの分析情報が表示されます。
サイト情報が分析され、丸裸にされます。
訪問者がサイトを評価できるのはいいことでもある反面、おそろしいことでもありますよね。サイト運営者としては、有益になることを願うばかりです。
Bing.comサイトでのチャットとEdgeサイドバーのBingチャットはどっちも同じBingチャットであるものの、同じ質問をしてみると回答が違うことがあります。
「あれ?同じBingチャットなのにどうして?」と思ったことはありませんか?
Bing.comでのBing AIチャットは、ウェブ上の信頼できる情報源を活用し、検索結果や情報提供に重点を置いています。
一方でEdgeでのBingチャットモードは同じBingチャットではあるものの、開いているWebページのコンテキストを使用して回答を生成したり、コンテンツ作成やサイトの要約に重点を置いています。
要するに使用方法が違うということです。Bingチャットは検索向き、EdgeでのBingチャットは目的一つでなくマルチにAIを使いたい人向きと言えます。
BingチャットやEdgeチャットは、新しいBingに組み込まれたGPT-4搭載のAIサービスです。検索エンジン「Microsoft Bing」またはブラウザ『Microsoft Edge』だけでなく、Windowsデスクトップからも無料で利用することができるようになりました。
Microsoft Edgeに統合されたAIアシスタント『Copilot』は、私たちの活動をAIテクノロジーを活かし、幅広く手助けしてくれます。
ChatGPT Plus(有料版)スペックにも劣らないAI機能が集約されたEdgeブラウザ、この新たな検索スタイルにMicrosoftの本気を感じませんか?
ワタシは感じます…
EdgeブラウザやBingチャット改めCopilotは、デスクトップやタスクバーからすぐに使えるメリットも大きいです。
今はブラウザシェアにおいてGoogle chromeに大きく差を付けられているMicrosoft Edgeですが、この新しい検索スタイル『BingのAIチャット検索』の普及しだいではブラウザシェアが大きく動く可能性もありそうですよね。
2023年はのちに「生成AIチャット元年」と呼ばれ、ウェブ上でのチャット検索・コンテンツ生成サービスは、これからスタンダードになっていくでしょう。
コパイロット、定着しませんね…。
以上、最近は木を育ててるエコなソクラテツがお送りしました。
Microsoftは、GPT-4モデルが無料で使える高性能モバイルアプリ「Copilot」を公開(iOS・Android)。
スマホでいつでもどこでも最新情報で、AI検索やクリエイティブな活動が出来るようになります。
ChatGPT(公式)にすぐログイン!デスクトップから起動する方法
Windowsの目指すところはAIとの共存。Edgeを使ってデスクトップにChatGPTを配置。これからのスタンダードです!
※Windows10のみ