Microsoft Copilotアプリもすごい
Microsoftは2023年12月末日、アプリ版のCopilot(コパイロット)をリリースしました(iOS版・Android版)。Copilotアプリは基本無料です。
すでにChatGPTアプリをインストールしている人もいると思うので、追加してでもCopilotアプリをインストールするメリットをお伝えしていきたいと思います。
ほぼ従来のBing AI Chatからの機能ですが、アプリ化されたことですぐAI検索できるのがいいですね。
またCopilotアプリ版では、カメラで撮影した画像を解析し、回答を生成する機能が新たに追加されました。
いつでもどこでも、すぐにAI検索が出来ますよ
それでは2024年、注目のCopilotアプリの特徴と使い方を解説します。
Microsoft Copilotアプリの最大のメリットは、OpenAIが開発したGPT-4を無料で使用できることです。
GPT-4はChatGPT有料版と同等のモデルで、ChatGPTの場合は月々20ドルの支払いが必要になります。それが無料だからコパイロットは超オ・ト・ク。
やり方は簡単。トップページ直下に表示されるトグルボタンで、トピックごとにGPT-4をON/OFFで切り替えるだけで使用することができます。
GPT-4がオフの場合でも、GPT-3.5turboという高性能なモデルがデフォルトのモデルとなっています。
ストⅡかよ!と思ったアナタ。ありがとうございます。
GPTモデルの選択は、画面右上の3点リーダーから新しいトピックを立てた方がスクロールが少なくてすみますよ。
三点リーダーとは、縦もしくは横に3つの点が並んだアイコンのことです。多くのアプリでは、画面右上に表示されメニューを開くことができます。
モバイルアプリの基本ですね
ではGPTの切り替えるのはどういった時か、それぞれの特徴を見て行きたいと思います。
という点が挙げられます。そうなると常にGPT-4を選択しがちですね。
GPT-3.5 turboモードは、その名の通り、速度を重視したモードです。一般的な質問への迅速な回答や、文章の校正など、素早いレスポンスが求められる場面での使用に適しています。
一方でGPT-4モードは、より複雑なタスクやクリエイティブな作業に対応するために設計されており、応答速度は遅くなるものの、より高度な内容の生成が可能です。
例えば、複雑なプログラミングコードの生成や、詳細なイメージの描画、ストーリーテリングなど、深い理解と創造性が求められるタスクでは、GPT-4モードがその力を発揮します。
GPT-4モードの応答速度の遅さは、特に時間が重要な作業においてはデメリットとなる可能性があります。そのため、ユーザーは自身のニーズに合わせて、これらのモードを適切に使い分けることが求められます。これらをバランス良く使い分けることで、AIの可能性を広げることができます。
使用する環境やトピックごとによってGPTモードを切替えて使えるサービスになったのは、ユーザビリティ面で素晴らしい対応ですね。
CopilotアプリはBing AIと同じく、会話のトーン(会話のスタイル)を 3 つから選ぶことが出来ます。
こうすることで会話スタイルを選択できるようになります。
ここでいうトーンとは、会話の雰囲気や私たちが普段使う『ニュアンス』が近いかと思います。
3つのトーンから選び、回答を生成します。
会話のトーンを選択する場合、今のところGPT-4を選択するオプションは提供されていないので、GPT−3.5モードでの回答生成となります。
GPT4対応が待たれますね
質問や回答を生成してもらうには、画面下にある「何でも聞いてください」というコマンド欄に文字を入力します。
画像を解析させ回答を得るには、入力欄の右にあるカメラアイコンをタップします。
新しいトピックを立てるには、このアイコンをタップします。「何でも聞いてください」のところにテキストデータを入力します。
このアイコンをタップすると、デバイスのカメラが起動します。撮影したらテキストデータで質問すると回答を生成します。
描いてほしい絵のイメージを「何でも聞いてください」の欄にテキストで入力すると絵を描いてくれます。
このページはコパイロットがテーマなので、AIを搭載したcopilot(副操縦士)がいるコクピットの画像を生成してもらいました。
ImageCreator史上最高の画像が生成されました。わたしは機長のソクラテツです。
ノートパソコンを購入したときについてきたキーボードの不織布カバーを撮ってみました。不織布に記載されているマークについて質問してみます。
画像だけでなく、英語や数字も解析できました。他にも画像解析は日本語も解析できます。これはすごいことです。
コパイロットアプリによって、ますます身近なものになってきたAI検索。ChatGPTに比べるとレスポンスの悪さを感じますが、これが会話と同じようにスムーズに出来るようになったら、マイクロソフトの時代が再びやってきそうです。
マイクロソフトは本気です。
以上、最近は木を育ててるエコなソクラテツがお送りしました。