Edge Copilotがすごい
2023年2月8日マイクロソフトは、『まったく新しいBing検索エンジン』と『Edgeブラウザ』を発表しました。
『Edge Copilot(エッジ コパイロット)』は、これまでのBing 検索技術とOpenAIのGPT-4をベースにした独自のモデルを組み合わせることによって、優れた検索、チャット形式でより完全な回答の生成、さらにコンテンツ作成や要約などの機能を提供することができるBing AIをEdgeブラウザに統合した注目のAIアシスタントです。
Edgeサイドバーはカスタマイズできます。
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それでは注目のBing AIを搭載したEdge Copilotの使い方と特徴を解説します。
Edge Copilotは下記手順で利用を開始することができます。
簡単ですね。
Bing AIチャットはウェブ上の信頼できる情報源を活用し、検索結果や情報提供に重点を置いています。
一方でEdge CopilotのBingチャットモードは同じBingチャットではあるものの、開いているWebページのコンテキストを使用して回答を生成したり、コンテンツ作成やサイトの要約に重点を置いています。
つまりBingチャットは検索向き、Edgeチャットはクリエイティブ向きと言えるかもしれません。
Microsoftの勢いが止まりません
これからは『ビグる』のが定番になりますよ
BingチャットやEdgeチャットは、新しいBingに組み込まれたAI搭載のAI検索サービスです。検索エンジン「Microsoft Bing」またはブラウザ『Microsoft Edge』で無料で利用することができます。
Microsoft Edgeでチャットを始めるのはとても簡単です。
※Edgeサイドバーに「b」が表示されない方は、Microsoft Edgeを更新してみてください。
※Edgeサイドバーに「b」が表示されない場合は、Microsoft Edgeのアカウント名の右にある「3点リーダー(設定など)」をクリックし、「設定」 → 「サイドバーを表示」を選択してください。
BingのAI機能を使い、Edgeブラウザ上で下記のことができます。
これらの機能はほぼチャットGPTと同じですが、より新しい情報で回答を生成します。
Edge Copilotの画面です。上のコマンドバーで『チャット』、『作成』、『分析情報』が選べます。
チャットGPTと違って、Bingチャットは質問時のトーンを選ぶことができます。Bingチャットでいうトーンとは、私たちが普段使う『ニュアンス』が近いかと思います。
3つのトーンから選びます。
「何でも聞いてください」に聞きたいことを入力すると回答します。
ChatGPT同様に自然言語処理技術を使用しているので、チャットの前後関係も理解しながら会話が可能です。
上のコマンドバーで『作成』を選ぶとこの画面が表示されます。
上記手順で下欄に回答が生成されます。
ChatGptもそうですが、執筆分野への記入は要望を明確に書いた方が伝わりやすいです。AIチャットって使えないと思う人は、質問力を上げるのも必要です。
訪問しているサイトおよびページの分析情報が表示されます。
サイト情報が分析され、丸裸にされます。
訪問者がサイトを評価できるのはいいことでもある反面、おそろしいことでもありますよね。サイト運営者としては、有益になることを願うばかりです。
Microsoft Edge統合されたAIアシスタント『Copilot』は無料ながら、より精度の高いネット検索を提供してくれるだけでなく、私たちの活動をAIテクノロジーを活かし手助けしてくれます。
これはChatGPT Plus(有料版)スペックにも劣らない機能ではないかと思います。Microsoftの本気を感じます。
Edgeブラウザをタスクバーに常駐させておけば、すぐにBingチャットを使えるメリットも大きいです。
2023年はのちに「AIチャット元年」と呼ばれ、ウェブ上でのチャット検索・コンテンツ生成サービスは、これからスタンダードになっていくはずです。
今はブラウザシェアにおいてGoogle chromeに大きく差を付けられているMicrosoft Edgeですが、この新しい検索スタイル『BingのAIチャット検索』の普及しだいではブラウザシェアが大きく動く可能性がありそうですよね。
まだコパイロットの変換が、子パイロットだったり、個パイロットですよ
以上、最近はもっぱら二刀流のソクラテツがお送りしました。
BingAIチャットも履歴の共有・エクスポートが出来るようになりました。
やり方はこちら → Bingチャットの履歴を操作する方法