名作ADVゲームアーカイブス
シナリオが秀逸なファミコン名作推理アドベンチャーを名シーンとともに紹介。大人目線で子どものころ解決できなかった難事件を解決しよう。
東京・晴海埠頭に浮かんだ男の死体。男は北海道釧路市から東京に来ていた。なぜ殺されたのか…
やがて北海道で次々と起こる連鎖殺人。果たして主人公(警視庁捜査一課警部)は事件を解決できるだろうか?
ポートピアと同じく堀井雄二ミステリー3部作の1つで、北海道の摩周湖や屈斜路湖、網走刑務所など観光名所を巡ることから、まるで著名作家が執筆するようなストーリーだと絶賛されました。
プレイ後に修学旅行などで北海道に行ったプレイヤーも多く、想い出をなぞるアドベンチャーゲームとして話題になったことも。このゲームで得た北海道の知識が思いのほか役に立ち、ニポポ人形を得意げに紹介したり、まりもを買ったり。
真紀子と出会った摩周湖では、ゲームのように真ん中に浮かぶカムイッシュ島を望むことができた人もいたようですが、ガイドさんの話だと霧の摩周湖といわれるこの湖は、この小島が見えると婚期が遅れるそうです。まだ北海道を旅行していない人は、このオホーツクをプレイしてから訪れることをオススメします。
2024年9月12日発売決定。特典があつい!
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裏技、マメ知識は画像にマウスをのせると見れます。
私立探偵の樫畠の元に、一本の電話が入った。
電話の内容は、樫畠の大学時代の友人西河が、城ヶ崎の崖で転落死をしたという事だった。樫畠は、現場の状況から事故死ではなく事故死に見せかけた殺人だという事を突き止めた。
そして西河の働く、パワーソフト社の富野社長から事件の捜査の依頼を受け、樫畠は中村警部と共に捜査を進めることになった。
今までオールコマンド総あたりで、腕を鳴らしてきたAVGフリークを失望させたのは、時間概念というリアリティでした。間違った行動やしつこく同じことを聞くたびに3分の時間が経過、その難易度にさまざまなプレイヤーが捜査を断念、ファミコン史上一番難しい推理アドベンチャーゲームと言われるようになりました。
グラフィックは、はっきり言ってかなりショボイ。いやショボイというよりキタナイ。ただ一転してストーリーや結末は、アドベンチャーゲーム最高峰と謳われるすばらしい出来映え。推理アドベンチャーなんだからこの際グラフィックは目をつむって、いざ推理開始。
この殺人事件を自力で解く日は来るのだろうか…。
我、蘇らん・・・・・・。
巨大企業「綾城商事」の会長、綾城キクが死んだ。その死を調査していた主人公の少年探偵は、過去の記憶を失ってしまう事故に遭う。
貴方は記憶を失くした少年探偵となり戦国時代の死人蘇り伝説の伝わる村に繰り広げられる連続殺人事件の謎に挑む。プレーヤーの過去の記憶を取り戻したとき、事件の全貌が明らかになるだろう。(ちらしより)
ストーリーが秀逸だと評判だったため、スーファミやゲームボーイアドバンスなど任天堂各ハードで何度もリメイクされた名作アドベンチャー。グラフィックの見劣りは若干あるものの、想像力を掻き立てる描写やBGMやSEは、子どものころ怖かった大人なサスペンス番組の雰囲気を十分に感じることができます。
ストーリーは今でも充分楽しめること間違いなし。事件が解決に向かう一方、そこで待ち受けていた真実とは・・・。
あなたのうしろに、恐怖が立っている・・・。
前作「消えた後継者」の続編作品。前作で活躍した少年が探偵としての道を歩み始めるキッカケとなった事件が展開。私立丑美津高校…そこには血染めの少女の霊が現れる。どこの学校にもあるそんなうわさ話が恐ろしい事件に発展しようとは…。
ファミコン探偵倶楽部第2弾で学園ホラーミステリーアドベンチャー。前作の3年前を舞台に、丑美津高校に出る幽霊の真相を突き止めるというストーリーで、ゲームながら殺害シーンや白骨死体のシーンなど、当時のファミコンの中では、かなり突っ込んだ描写として話題をさらいました。
スイッチオンラインでスーファミソフトの配信開始もあって、うしろに立つ少女のSFCリメイク版の配信が待たれるところです。
「橘 あゆみ」を主人公として物語が進行するシリーズ第3弾。任天堂サテラビューのサービス終了にあたり、今となっては幻のゲームとなっています。
原作のテイストを損なうことなく、グラフィックやBGMを一新。豊富なアニメーションや、会話シーンなどフルボイスによる演出で、ファミコン世代の心をとらえることが出来るか!?
ついに「消えた後継者」がスイッチで発売です!
失踪人捜索の依頼を受けた神宮寺は、洋子を伴い、横浜におもむく。そこで依頼人の「日之出 仁」に、2人でデートした夜を境に姿を消した恋人エバ・クリスティーナの行方を捜してほしいと頼まれる。その日之出とともに当夜の足取りをたどってみるが、決定的な手がかりは得られない。果たして神宮時は、無事にエバを見つけ出すことが出来るのか!
2012年に25周年を迎え、今もなお評価されるアドベンチャーゲームシリーズの第2弾。こんなに長く続くなんて・・・。そして、いつのまにやら神宮寺三郎の年も追い抜いていたようだ。
そんなことはさておき、この「横浜港連続殺人事件」、タイトルを聞いただけで大人になったオレには内容が想像できる。で、実際のところどうだったのか?
ストーリーは、シリーズ第1弾と比べるとよくある定番系だったし、犯人も登場人物が揃った時点でほぼわかってしまう。
またデバックせずに発売したような痕跡(誤字脱字)も多々ある出来。今となっては、シリーズの汚点とも言えるのではないだろうか。ただこうしたものがあって今日がある神宮寺三郎シリーズではあるんだが・・・・・・。
ある暑い夏の昼の日。新宿中央公園で神宮寺は一匹の犬を見つける。そこからふと甦る1年前の事件。
それは盗まれた絵画を見つけてほしいという依頼だった。解決は容易だと思われたが、背後に複雑な人間関係を垣間見る。
前作「危険なふたり」に続き沢田研二シングルレコードと同名タイトル。このゲームの特徴は、神宮寺と洋子の二人の視点で異なる事件を回顧しながら、想い出を語るというシステム。過去と現在をセピアカラーとの切り替えで、テーマである「時の経過」とともに紡がれる人間模様(ヒューマンドラマ)を見せることに成功したといえるアドベンチャーです。
1位:ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 |
2位:オホーツクに消ゆ |
3位:ファミ探 うしろに立つ少女 |
4位:ポートピア連続殺人事件 |
5位:探偵神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに |
ファミ探は描写・ストーリー、展開のどれもが、少年を探偵のトリコにする作品。このころTVでも「おもいっきり探偵団覇悪怒組」とか流行っていた時代でした。主題歌が秀逸でしたねっ。