名作シューティングゲームアーカイブス
発売当時のさまざまなアイデアが詰め込まれたやりこみ要素いっぱいの秀逸シューティング。難易度の高いゲームとして、有名な作品をピックアップしました。
瞬時の判断とテクニックといった人間の適応力が試されるのがシューティングの魅力。今の時代にクリアできる人はいないかも?
君は時間(とき)の支配者になる!
時空暦2010年、暗黒星ゴーデスとの闘いは終わった。しかし、謎は残された。敵星ゴーデスとは、一体何だったのか。あの闘いは、いったい・・・・・・だが、さらに根本的な謎があった。時空暦・・・・・・そう、時間と空間が入り乱れたこの時空宇宙は、どのようにして形成されたのか。すべては、時空元年に秘密がある。はたして、時空暦0001年になにがあったのか。
前作「スターフォース」(発売元:ハドソン)は縦スクロールのシューティングゲームで大ヒット。ゼビウスに次ぐ人気を博しました。第2弾ではオリジナル版権を持つテクモ(旧:テーカン)より、アクションRPG要素を盛り込んだ内容の濃い作品となって発売されました。
しかしその反面、パスワード機能がなかったために、一度プレイし始めたら最後までやり遂げなくてはならない過酷なものとなっていまいました。キャッチコピーにある「君は時間(とき)の支配者になる!」とはまさにこのことだったのです。(ゲームオーバー後の画面でセレクトボタンで無限コンテニュー可)
ゲーム音楽はメタルユーキが担当。DA0316(地上面)の鳥肌が立つ感じは神曲と絶賛されたので動画サイトなどで聴いてみる価値あり。
0820年空間の泉(時の碑石を全て集めると、空間の泉に穴が出現)でクレオパトラを手に入れておかないと、AD2137でゴーデスの封印を確認できない。
誤って作動させてしまった機械化防衛システムを止めるため、第256機動艦隊はAFX-5810型ザナックを完成させ、単独攻撃によるシステム中枢破壊に成功した。しかし…システム中枢は爆発寸前、もうひとつのシステムを作動させたのだった。
システムを止めるため単独攻撃をかけるのは、すべてのぶそうをパワーアップできるようにした改良型ザナックAFX-6502。人類を救え!健闘を祈る。
ディスク片面仕様で、超高速スクロールが強烈なインパクトのあったシューティングゲーム。プレイヤーによって攻撃パターンが変わるとういう画期的な人工知能(Auto Level Control/自動難易度調整)を搭載。そのプレーヤーに合わせた難易度が、シューティング系を得意とするユーザーから熱い支持を得ました。
2コンの十字キーの上と1コンのセレクトボタンを押しながらスタートすれば、エリア11や12でもコンティニューできます。
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このソフトは、グラディウスとメトロイドとバラデュークをうまく混ぜ合わせた感じのシューティングアクション系ゲーム。宇宙服の主人公がかわいらしく、当時としてはグラフィックもかなりキレイなゲームでした。
前半シューティング(STG)面、後半はアクション(ACT)面から成り、STG面でエネルギーやボムを貯めるとACT面が多少楽になるんですが、全体的に難易度は高め。
HAL研究所といえば今ではカービィシリーズでメジャーな存在だけど、1992年に経営再建に至るまでたいしたヒット作に恵まれなかったイメージ。自分的には、ロロシリーズや殺意の階層とかHAL研が目指していた方向性はかなり好きだったんだけど、世間的には一部のユーザーからしか認知されなかったのが不思議でした。(難しすぎたのが原因か・・・。)
バラデュークとは・・・ナムコがアーケードゲームとして発売したアクションシューティング。(1985年)
プレーヤーはLode(=鉱脈、金塊)を全て回収し、ハシゴで脱出するパズル要素を取り入れたアクションゲーム。ちなみに主人公ランナーは、かつてボンバーマンとして活動していたという。
ロードとは鉱脈=Lodeで、メトロクロス(ナムコ)のように決して道を走り続けるランナー(走者)じゃありません。
ゲームは単純だけど難易度の高い面もあり、さまざまなユーザーから指示を獲得。子どものころはメーカーの変更とか大人の事情はよくわかりませんでしたが、続編「チャンピオンシップロードランナー」はハドソンから発売、ディスクシステムでは「スーパーロードランナー」、「スーパーロードランナーII」がアイレムから発売されました。
チャンピオンシップでは1面からパズル要素全開。1面なのになかなかクリアできない難しさ。それなのに夢中で金塊を集めてたのは、全面クリアしパスワードを送ると認定証がもらえる栄誉があったのでした。
四角いジャングルが、俺を呼ぶ。
6人の選手から1人選び、対戦する本格的なプロレスゲーム。各選手必殺技をもっているが、かなりの地味技。そんな中オススメなのは、やはりスターマン。
5人とシングルマッチで勝ち抜きタイトル奪還後、5人相手に防衛できれば、「GREAT PUMA」とタイトルマッチで対戦することができる。防衛戦途中からは、ほぼ連射コントローラーがないと勝てないのでホリコマンダーが必須です。