ファミコン名作アクションRPGアーカイブス
懐かしいレトロゲームの中からアクションRPGの名作と呼ばれるソフトをメインにピックアップしてみました。スイッチオンライン配信でプレイできるゲームもあるので、現代ゲーマーにもプレイをおすすめします。
今明かされる、トライフォースの謎
ゼルダの伝説に続く2作目「リンクの冒険」。
街で情報を集め謎解きするアドベンチャー要素と、横スクロールアクション、ジャンプ突きを覚えてからは強敵にも対応できるようになる飽きさせないゲームバランスに各誌評論家やプレイヤーから絶賛されました。
神殿をクリアするたびに手に入るアイテム(聖なるブーツやイカダ、笛)で、徐々に広がっていく世界。時代を牽引するゲームを発売してきた任天堂。ディスクシステム史上最高のアクションRPGといえるのがこのリンクの冒険です。
ゼルダ伝説やリンクの冒険などファミコンの名作ソフトが、スイッチオンラインで無料配信中です。
フラッテリー一家をこらしめてグーンダックスの町で、また自由にいたずらを楽しんでいたグーニーズ。オヤ、新しい仲間の人魚のアニーの姿が見えないナ、と思っていたら、フラッテリー一家からの挑戦状が届いた。
「アニーをさらった、助けられるものなら助けてみろ!!」もちろん、スリルと冒険の大好きなグーニーズは、立ち上がった。助けに行った仲間達は次々と捕らえられ、残ったのはマイキーただ一人。
ヨーシ、秘密の武器(ヨーヨー)をもって、仲間を助けに行くゾ。そして、フラッテリー一家を二度と立ち上がれなくしてやれ。
今作より3Dアドベンチャーモードも追加され、奥深いゲームとなって発売されたシリーズ続編。
といってもサブ画面でちゃんとマップも確認できる親切設計となっていて、この手のダンジョンに不慣れなユーザーも苦労することはあんまりない。そしてあの名曲も当然ながらBGMに使用されているので、スタートボタンを押した瞬間ワクワクする冒険が始まるコナミ黄金期の超名作ゲームです。
シモンがドラキュラを倒してから七年後。ドラキュラは倒される際、シモンに呪いをかけていた。そんな矢先ドラキュラの肉体の5つの部分が再び地上に現れた。呪いが弱いうちに全てのドラキュラの遺骸を見つけ出し、ドラキュラを再び封印すること。そうすれば、ドラキュラを永遠に消滅させ、またシモンの蝕まれた身体もドラキュラの呪縛から逃れることができるという・・・。
RPGの要素を取り入れ、アクションRPGとなった悪魔城ドラキュラシリーズ第2弾。「リンクの冒険」・「時空勇伝デビアス」とかこの手のアクションRPGが人気を博し、類似ソフトがいっぱい発売された時期でした。
ゲーム内容は町の人々の虚偽情報が多かったりで、謎解きの難しさは高め。アクション難易度は、前作やアルマナの奇跡の玄人系より一般ユーザーレベルです。それでもアクション系が苦手な人にとっては、「ソシテ センリツノヨルガ オトズレタ」この瞬間、鳥肌が立つ感じがたまらないゲームではなかったでしょうか?
名曲が多いことで知られるドラキュラシリーズの中でも有名な「Bloody Tears」は、昼のフィールドで初登場。ご存知のとおりゲームミュージックファンを虜にする超名曲ですね。おすすめは「Wickedchild」
このメッセージが流れると
BGMが変わり敵は強くなる。今聞いてもゾクゾクするほどの怖さがこのBGMにはある。
コナミミュージック |
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1位:ドラキュラ |
2位:アルマナの奇跡 |
3位:キングコング2 |
世界が絶賛するコナミのゲームミュージックを支えた才色兼備の山下絹代が作曲した曲はおススメです。
魔王ルウの手からエトナ姫を救出した勇剣士ラル。ラルはその後、エトナと旅立ち、平和を取り戻したドールの街に月日が流れた。そして数十年後・・・・・・ドールの街に再び奇妙な噂が流れ始めた。
悪い噂は真実だった。魔王が復活したのだ!!城の人々は殺され、魔王に操られる死体となっている。ドールの街は再び暗い雲に覆われ、人々は神に祈るばかり・・・・・・。勇剣士よ、再び魔王を倒し、この街に平和をもたらせ!!
3Dロールプレイングゲームのシリーズ2作目。オープニングのBGMはダークな雰囲気をかもしだしていて、ゲームミュージックとしてはかなり名曲。
さらにディープダンジョン1をプレイした人なら、1のセーブデータを2の「勇士の紋章」で使うことができる特典付き。レベル2からプレイできます・・・。
それだけかよ!ってちょっと思いましたがそれだけです。ゲーム自体は、シリーズ1同様にダンジョンを孤独でさまよう本当に暗いゲームで、地底人の気持ちがちょっとわかります。街にでると少しホッとします。でもフィールドがあるRPGに比べ、ちょっと大人な感じがして好きでした。
アリタニアという不思議な世界の物語。
昔、戦いの神より“カリーンの剣”を授けられ人間世界を征服した勇者“アレクサンドル”。しかし神々は勇者の力を恐れ、“カリーンの剣”を封印してしまう。
~ 1200年後 ~
平和だったアリタニアはモンスターが徘徊し、偉大なる魔術師“グラドリフ”が行方不明となる。国王はアレクサンドルの血を引く若者に“カリーンの剣”と魔術師“グラドリフ”を探し出し、モンスター達を倒して欲しいと言う。こうして探究の冒険が始まった。
と上記あらすじを読んでいるだけで、なんとなくストーリー展開が読めてしまう感じだけど、そこはプレイしてからのお楽しみということで(笑)。
ゲームシステムはイース風。フィールド上に見えているモンスターと遭遇すると戦闘するアクションロールプレイングゲームです。敵の数はランダムのため1バトル最大敵8体との戦闘もあり、勇者は独り囲まれたら最後ということもかなりあるので注意。地形をうまく利用すれば何とかなる時もあるけど、最初のほうは勇者のくせにほんとよく死にます。
でもこのゲームは、フィールド上ならどこでもセーブできるというクイックセーブ(0.08秒)という当時画期的なすばらしい機能を搭載していたので、そんな死ぬ恐怖を緩和させてくれます。当時としてはグラフィックもものすごく綺麗だったし、ストーリーも単純明快なスクウェアRPGでした。
ゲームバランスと秀逸なBGMの数々は、今でもフラッシュバックするほど思い出深いものですね。
そしてこの年DOGスクウェアは超大作RPG「聖剣伝説」を発表。そのスケールは、ディスクにして全5部作というものでした。 今見てもこの絵には、ワクワクさせられるものがありますよね。
しかし…心待ちにしていた少年少女の期待を裏切り、このソフトは発売されることはありませんでした。
その背景にはROMの急成長があったと言われていますがこの年の12月、のちに名作と呼ばれるあのRPG第1弾「ファイナルファンタジー」がファミコンロムカセットで発売されたのでした。