SFCアドベンチャーの名作ゲーム
サウンドノベルの発売(シナリオ選択型マルチエンディングアドベンチャー)により、下火になってしまったコマンド型アドベンチャー。しかしスーファミにも本格コマンド型アドベンチャーがいくつか存在する。それを今回は紹介したいと思います。
任天堂スイッチオンラインスーファミで配信されたら、プレイしてみてくださいね。
あなたのうしろに、恐怖が立っている・・・。
前作で活躍した少年が、探偵の道を歩み始めるキッカケとなった事件が展開される。私立丑美津高校…そこには血染めの少女の霊が現れる。どこの学校にもあるそんなうわさ話が恐ろしい事件に発展しようとは…。
ファミコン探偵倶楽部第2弾学園ホラーミステリーアドベンチャー。前作の3年前、一つの事件をきっかけに橘あゆみと出会い、丑美津高校に出ると噂される「うしろに立つ少女」の真相を突き止めることになった探偵があなたです。
このソフトは、ディスクで発売されたソフトのリメイクにあたるわけですが、FDSでも好評だった描写がさらにバージョンアップ、よりリアルに描かれているのが特徴。任天堂スイッチオンラインでスーファミソフトの配信開始もあって、うしろに立つ少女のSFCリメイク版の配信が待たれるところですね。
ニンテンドウパワーとは、フラッシュメモリを搭載した書き換え専用の「SFメモリカセット」にスーパーファミコンのソフトを書き換えるサービス名。ローソンや任天堂で書き換えることが出来ました。
虫の声、風の音、おもむきのある田舎の風景。なつかしい夏の香りが漂ってきそうな情景。そう、この「はじまりの森」はあなたのお父さんがまだ小学生だった頃のお話なのです。
「はじまりの森」はコマンド選択型のアドベンチャーゲームで、テンポ良いストーリー展開により、のめり込むこと間違いありません。あなたもお父さんといっしょに「はじまりの森」を冒険してみませんか・・・。そして、ちょっぴり大人の味を味わってみてください。
ニンテンドウパワー書き換えサービス専用ソフトで、ファミコン文庫シリーズ第1作めとして発売されたアドベンチャーゲーム。『新・鬼ヶ島』シリーズや『タイムツイスト』などの名作を創ってきたパックスソフトニカだけあって、テンポのいいゲーム性と遊び心を盛り込んだほのぼのストーリーです。
ファミコン時代からアドベンチャーをやりつくしてきた人には、プレイおすすめします。
機械のオペレートを仕事とする青年、日向忠は、ある日妹のあずさ、ガールフレンドのエリナと共に、作業用のメタルギアームを買いに出かける。店長のゲンが勧める機体に乗り込み、パイロット認識用のスキャンを済ませると、機体の装甲が外れ、真の姿を現した。なんとそれは作業用ではなく、戦闘用のメタルスレイダーだったのだ。そしてコックピットには、
「そうぞう主をさがせ ちきゅうは危きにひんしている」
というメッセージが表示されたのである。忠、あずさ、エリナは「そうぞう主」を見つけ、メッセージの謎を解き明かすために宇宙へと旅立つのであった…。
さらにスーパーファミコン末期に8Mという大容量で、グラフィックの焼き直し発売するも商業的に奮わず、HAL研究所にとどめを刺す結果となったようです。グラフィックにこだわりありと宣伝するも、異常なまでの瞳の大きさや狂った全身バランス、第一印象でこの手のタッチが苦手な人多いと思います。名実ともにスーパーファミコン最後の作品でもありました。
興味のある方はこちら→メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット公式ページ(任天堂サイト)
まるで「オホーツクに消ゆ」を彷彿させるファミコン風サスペンスコマンドADV
東京で起きた事件は伊勢志摩へ……。東京、上野の公園で発見された名もなき変死体。それは伊勢志摩を舞台にした悲しい連続殺人事件の幕開けに過ぎなかった……。